急性疱疹性歯肉口内炎

ウイルスによる急性伝染性の小水疱形成を特徴とする口内炎で、単純疱疹ウイルス感染症です。

初感染の大半は不顕性で、発病するものは10%以下で幼小児に多く、口内炎の形をとります。口唇ヘルペス、歯肉炎、口内炎が著しく、咽頭部に及ぶものもあります。
症状は、感染後3-8日の潜伏期を経て、全身倦怠感と38-40℃の高熱(3-5日間持続)を発し、1-3日後口腔内粘膜は全体的に発赤し、歯肉とくに歯肉縁部で発赤、腫脹は著しく、接触により容易に出血します。
同時に1-3mmの小水疱形成が点在して認められますが、水疱は破れやすくアフタ様の潰瘍を形成します。この潰瘍は接触痛、刺激痛が著しく、嚥下痛のため食餌摂取困難をきたして、ときには栄養障害を招来することもあり、重症感を呈します。また、比較的初期より顎下リンパ節の腫脹と圧痛がみられます。

急性疱疹性歯肉口内炎

歯肉、口腔粘膜の発赤、腫脹ならびに小水疱が発生しています。

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